ケトン体ダイエット

ケトン体とは

ケトン体とは、体脂肪が分解されて生じる物質です。ケトン体には、アセトン、アセト酢酸、針ヒドロキシ酪酸の3種類があり、肝臓で作られ、血液中に放出されます。

ケトン体は、エネルギー源として骨格筋や心筋、腎臓などさまざまな臓器で利用されます。体の代謝の過程でケトン体が生じるのは、体脂肪が分解(いわゆる燃焼)している状態です。つまり、「ケトン体ダイエット」で勧める食事を行えば、体の脂肪が分解されて、肝臓でケトン体が作られるのです。

なお、体内にケトン体が増加する状態を、医学的には「ケトン症(ケトーシス)」といいます。ケトン症は医学的には好ましくない病態を反映する場合もあるので、「ケトン体ダイエット」への誤解や批判を生じると考えられます。
しかし、すでに米国の臨床試験で明らかになっているように、超低炭水化物食に伴う軽度のケトーシスでは、医学的な問題は特に知られていません。

ケトン体ダイエットは空腹感を感じにくい

ケトン体ダイエットでは、1ケトーシス期間」、2「体重維持期間」を通じて、総カロリーの制限はありません。しかし、これまでの医学研究データから判断すると、お腹いっぱい食べるよりは、やや少なめに抑えるほうが、効果的です。

それに、高タンパク高脂肪の食事内容ですので、満腹感を得られやすく、「腹もちがいい」という特徴があります。
ですから、自然に腹八分目に抑えられるダイエットになっています。この「ケトン体ダイエット」は、現在健康に問題はないけれど肥満であるという人で、かつ、他のさまざまなダイエット法(低インスリンダイエット、ゾーンダイエット、シュガーバスターズといった低炭水化物ダイエット、病院で処方される超低カロリーダイエット法)などを試したけれど、うまくやせられなかった、やせたけれどリバウンドしてしまったという人に最適のダイエット法です。

ケトン体ダイエットは、体の代謝を変化させ、脂肪を分解(燃焼)する体質を作るダイエットです。通常、体はブドウ糖(グルコース)をエネルギー源として利用します。
しかし、ケトン体ダイエットは、炭水化物の摂取量を制限することで、脂肪を主なエネルギー源として利用するように、体質を変えてしまうのです。

これまでに提唱されてきたいろいろなダイエット法ではやせることができなかった人や、リバウンドを繰り返してしまう人は、グルコースを優先的にエネルギー源として利用する体質であり、脂肪が減りにくい体質と思われます。このような人に、ケトン体ダイエットは最適の方法です。

ケトン体ダイエットでの食材

ケトン体ダイエットでは、野菜からファイトケミカルをたくさん摂ることを推奨しています。
ケトン体ダイエットでは、野菜が非常に重要な食材となります。特に、緑葉野菜には次のような機能があるので、ケトン体ダイエットで効率よくやせるために大切なのです。
  1. 低カロリー低炭水化物の緑葉野菜は、胃を機械的に拡張することで満腹感を促し、食べすぎを防ぐ。
  2. 抗酸化作用をもつ植物の栄養素・ファイトケミカルが豊富に含まれ、生活習慣病の予防や改善に効果がある。
また、果物にもファイトケミカルの豊富なものがあります。しかし、果物は、緑葉野菜などに比べて、果糖などの糖質・単純炭水化物が多く含まれていますので、少なくとも、減量期間は、果物は避けるようにしましょう。
ケトン体ダイエットでは、ファイトケミカルが豊富で、炭水化物が少ない次のような野菜類を積極的に摂るように勧めています。
ケトーシス期間(体質改善+減量期間)で推奨される野菜
キャベツ、レタス、セロリ、ナス、ビート、カリフラワー、ブロッコリー、ピーマン、タマネギ、ケール、ニンニク、ホウレンソウなど。
炭水化物の含有量が多いため、ケトーシス期間は摂取量に注意が必要な野菜
ジャガイモ、サツマイモ、コーン、ニンジン、キュウリ、豆類、ナッツ類。
一般に、ケトン体ダイエットでは、摂ることのできない野菜や果物はありません。しかし、野菜や果物によっては、炭水化物の量が多いものがあるため、炭水化物に由来するカロリーを総摂取カロリーの5 %に制限する場合、たくさんの量を摂ることが難しい野菜や果物があるのも事実です。
なお、ケトーシス期間を経て目標体重に達してから、炭水化物の摂取量を増やしていく段階(体重維持期間)では、野菜や果物の種類や畳も増やすことができます。

サプリも積極的に活用する

ケトン体ダイエットでは、いくつかのサプリメントも必要です。

これは、脂質や糖質の代謝を促し、安全に確実にダイエットを続けるためです。もちろん、ケトン体ダイエットに代表される超低炭水化物ダイエットは、安全であり、特に問題となる副作用などはありません。逆に、最新の医学研究では、超低炭水化物ダイエットによって、肥満に伴う生活習慣病が改善できることが示されています。
しかし、現代の日本人の食生活では潜在的に不足しがちなビタミンやミネラルがあります。また、ケトン体ダイエットの効果を得るには、脂質や糖質の代謝に必要な栄養素を、効率的に十分に摂ることが大切です。ケトン体ダイエットに関わる代謝では、肝臓が重要な働きをします。ケトン体は肝臓で作られるからです。サプリメントの中には、肝臓を保護し、肝臓の働きを助ける成分もあります。これらの理由のため、いくつかのサプリメントを上手に利用しましょう。具体的には次のようなサプリメントが大切です。
  • マルチビタミン
  • マルチミネラル
トッピング
  • ビタミンB群
  • カルシウム
  • クロム
抗酸化ビタミン
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ファイトケミカル
  • マルチカロチン
肝臓を保護する
  • ウコン
脂質の合成や吸収を抑える成分
  • ガルニシア
  • キトサン
食後血糖値を抑えて糖負荷を軽減するサプリメント
  • ギムネマ
  • 桑の葉
メンタルに働きかけダイエットを成功させる
  • テアニン
  • セントジョーンズワート

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posted by diet at 11:01 | Comment(0) | やせる漢方食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする